2012.3.4.篠山マラソンレポート

2週間前からカウントダウンしながら、プレッシャーを感じつつ、いよいよ本番です。
1月には、右ふくらはぎを痛め、2月には、カゼをひき、練習ができない日が、2週間も有りましたが、11月から、自転車からランニングに練習シフトに換え、一応 毎朝トレーニングしてきました。
当日5:30起床、セブンイレブンでスペシャルテーブル用にアンパン、ジャムパン、朝食用におにぎり2ケ、大福もちコーヒーを買って出発。篠山まで、約100km2時間30分の道のりです。2年前は、板谷さん、去年は豆田さん、澤田さんと行きましたが、今回は一人で往復なので、帰りがちょっと心配です。
会場近くの、河川敷駐車場に車を止めて、オリタタミ自転車で、受付と、スペシャルの預けをして、車に戻り、ゼッケン付けていたらいよいよ緊張感が高まってきました。スタートまで2時間弱。篠山のローソンで買ったふっくら五目いなりと家から持ってきた、バナナ、カステラも食べて、燃料は、ほぼマンタン。大福も食べたほうが良いかと思ったが、えづきそうなのでヤメ。
体のケアも忘れては行けません。ワセリンを乳首、両脇、股間、足指にまんべんなく塗りつけ、筋肉痛に効くラブクリームをふくらはぎ、ひざ、ふとももに付けマッサージする。気力は刻々と充実してきますが、やはり30kmの壁を考えると、どうなることかと、・・・・・。
あとタイム計測にガーミンの腕時計はめて、スタート会場へ再度自転車利用。便利です。
場内アナウンスで有森裕子選手の紹介の後、11:40スタート合図があり、そろそろ私も、荷物預けて、ストレッチして、
接待のお茶を少し飲んで、一番後ろに並ぼうかというころ合いで、11:50未登録のスタートの花火がなりました。
お天気はどんより曇り空、肌寒い。スタート計測地点まで約10分かけて進んでいると、ぱらっと雨粒が落ちてきて、今にも降りそうな雲行き。寒さもあって、長袖、ロングパンツですが、雨対策はしていません。ずっと前(10年ぐらい?)はランパンランシャツで、吹雪のなかを走っていたこともありましたが、・・・・・・。 スタートライン直前で登録選手の脱ぎ捨てて有ったカッパが目に入り、すぐさまそれを頂いて着用してスタートを切りました。(以前は手袋を拾って使いました、笑!)
1km地点ぐらいでどうみても70才ぐらいのスラッとした、ベテランのランナー(ゼッケン10206)がいて、6分ペースで淡々と走ってます。このまま15kmスペシャル地点までピッタリ付いて連れてもらいました。スペシャルを探している間に、元気な老人は、どこかに消えて行ってしまいました。ここでメイタンのサイクルチャージを飲んで、補給。途中篠山高校のブラスバンドの演奏で負けないでー、負けないでーのメロディーが私の正面で始まりスゴクうれしくて、元気が出てきました。次の20kmスペシャルでジャムパンを取りましたが、お腹一杯で、ボランティアにあげました。この辺でも順調に6分チョットのペースで走れてました。小雨ですが、ずっと降り続いています。カッパが無ければ相当寒さが応えると思うと、うまい具合に調達出来て、良かったなとしみじみ思います。ふともものラブクリームを塗ったところがほんわかと温かく感じます。タイムは、5kmごとにラップを取ってますが1km6分ちょっとのペースで走れてます。30kmからどんな壁が来るのか、不安でいっぱい。
24.1kmの関門も20分ほど余裕があります。33km当たりで、右股関節が少し痛んできて、そろそろ壁が来たのかな、と思いながらも頑張ってます。折り返しのランナーもほとんどが苦しい表情で頑張ってます。いつもなら知り合いを探すのですが、余裕がなく、目の前だけをみて、集中して走ってます。そのうち、折り返しも意外と早く来てイタミの黄色点滅のまま、ほぼ順調に進んで行ってます。途中イノシシ汁サービスにたくさんの人だかりができてましたが、目もくれず黙々と走ります。去年は、沿道にいくつも励ましの、標語が有りましたが、特に“ガンバレ、ゴールは必ずやって来る”には、助けられましたが今回は有りません。でも声援はどこでも有り、特に老人からのものとか、子供とか、野球部の団体からとかの、はげましは、有りがたいものです。この辺りから残りの距離がひとけたになり、カウントダウンで少なくなります。40km地点過ぎたらあとすこし、あと2km、後ろから9000番台の年寄り(70ぐらい)にジリジリと追い越され、すぐ追走。あと1km地点で抜き返し、気持ちペースアップで走って、、最後のコーナー曲がったところで、また老人に抜き返され、なにくそ、負けてたまるかラストスパートだーー、ゴール目指して気持ちだけは全速力で抜き返して、カッパを拡げて、写真のポーズで無事終了。高校生に首にかけてもらった、完走メダルが妙に輝いて見えました。時計を見たら、びっくり3時間5分。エー ウッソー 。そんなことは有り得ません。どうもラップのとりそこないで30kmで止まったままでした。たぶん6分ちょっとのイーブンペースでしたので、4時間20分前後と推計してますが、完走賞がきてからのお楽しみです。それにしても近年まれにみる好記録です。やはり練習量かなと、集計してみました。大会前4カ月の走行距離は、前々回 490km、前回 160km、今回 554kmと少しだけ、やはり量が多かったです。 終わってからはすぐに帰りたくてなって、自転車で移動しましたが、すごく寒くてやはり風を切る自転車ではランニングの服装では無理があります。車にもどり乾布摩擦して、着替え済ませて、よめはんにメール。“お陰さまで完走できました。安全第一で帰ります。“ で一安心。アミノ酸、アスタキサンチン、ブルーベリーエキス、強勢ドリンク飲んで、パン、バナナ食べて帰路につく。意外と疲れが感じません。不思議です。ふくらはぎの痛みも関節も痛みません。太ももの筋肉が張ってますが、ひどくは有りません。ホント不思議です。
また次回挑戦しなくてはと考えながら・・・・・・おしまい。